買取できる遺品とは?高く売れる遺品7選と業者選びのコツ

遺品整理では、故人の残したものを整理していきますが、中には「これはどうすればいいんだろう?」と悩むものもあるかもしれません。実は、買取業者に買い取ってもらえるものがたくさんあります。中には、思っていたよりも高値が付くものも。この記事では、どんな遺品が買い取ってもらえるのか、高く売れる遺品7選、そして買取業者を選ぶコツを紹介します。

目次

注意!実はその遺品は高く売れるかもしれません

遺品整理を行う際、「これは売れないだろう」と判断してしまう物もあるかもしれません。しかし、一見価値がなさそうに思える物でも、予想外の高値で取引されるケースがあります。

例えば、古い切手や古銭、昔のおもちゃやフィギュア、ブランド物のバッグや時計などは、コレクターから高い人気があり、高額で売れる可能性があります。また、骨董品や美術品も、専門家の鑑定によっては、驚くような価値が判明するケースもあります。

「まさか、こんなものが…」と処分してしまう前に、まずは買取業者に査定を依頼することをおすすめします。もしかしたら、ご遺族にとって価値の分からなかった遺品が、思いがけない価値を持つ貴重な品物かもしれません。

実際の遺品整理の現場で見つかった高く売れる遺品7選

遺品整理の現場では、意外なものが高値で取引されることがあります。ご遺族にとっては価値が分からなかったものが、コレクターや専門家にとっては高価な品物であるケースも少なくありません。

ここでは、実際に遺品整理の現場で見つかった、高く売れる遺品を10個紹介します。

  • 貴金属・宝石
  • ブランド品
  • 骨董品・美術品
  • お酒
  • カメラ
  • 仏具
  • 楽器
  • 古銭・切手
  • 鉄道模型
  • 家具

貴金属・宝石

金やプラチナなどの貴金属、ダイヤモンドやルビーなどの宝石は、時代や流行に左右されず、常に高い価値を保ちます。特に、ここ数年は値上がりが目まぐるしいです。指輪、ネックレス、ピアス、ブレスレットなど、形や状態を問わず、買取業者に査定してもらう価値があります。

貴金属や宝石は、比較的小さく、保管しやすいことから、様々な場所に隠されていることがあります。遺品整理の際には、以下の場所を重点的に確認してみましょう。

見つかることの多い場所
  • タンスや引き出しの中
  • クローゼットの中
  • 金庫
  • 仏壇

ブランド品

ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメスなどの高級ブランド品は、中古市場でも高い需要があります。バッグ、財布、時計、アクセサリーなど、たとえ古いものでも、状態が良ければ高値で売れる可能性があります。

またグラスではバカラ、ラリック、ローゼンタール、食器ではウェッジウッド、ロイヤルコペンハーゲンなどが人気あります。

ブランド品は、故人の愛用していたものや、大切に保管されていたものが多く、比較的状態の良いものが多い傾向があります。

骨董品・美術品

絵画、彫刻、陶磁器、掛け軸などの骨董品や美術品は、専門家の鑑定によって、思わぬ高値が付くことがあります。特に、有名な作家や窯元、時代の作品は、コレクターの間で高い人気を誇ります。

骨董品や美術品の価値は、作者、年代、状態、希少性などによって大きく異なります。例えば、有名画家の作品や、江戸時代以前に作られた陶磁器などは、高額で取引される可能性があります。

お酒

年代物のワインやウイスキー、ブランデーなどは、コレクターアイテムとして高値で取引されることがあります。近年はウイスキーが投資商品として扱われることがあるなど、年々その価格は上昇しています。

  • ジャパニーズウイスキー(山崎、響、白州など)
  • スコッチウイスキー(マッカラン、ボウモア、アードベッグなど)
  • ブランデー(コニャック、アルマニャックなど) など

カメラ

ライカ、ニコン、キャノンなどの一眼レフカメラや、アンティークカメラは、コレクターの間で根強い人気があります。「古いから…」という理由で処分される方も少なくないですが、カメラは安定した需要があるため、高く売れる可能性が高いです。

防湿庫に入れられた保存状態のいいものはもちろん、カビが生えていたりレンズに傷がついているカメラでも、メンテナンスすれば復活するため、状態が悪いからと行って諦めないようにしましょう。

仏具

仏壇、仏像、位牌、経机などの仏具は、一般的に買取できないものが多いと思われがちですが、実は純金で作られた仏具もあり、非常に高値で売れることがあります。相続税対策で購入されることも。

純金製の仏像の場合、数百万円から数千万円で売れることも珍しくないですが、だいたいのケースでメッキ製のため、刻印はよく確認しましょう。また、仏壇のなかに現金や貴金属を隠している方も多いため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

楽器

ギター、ピアノ、バイオリンなど、楽器は種類を問わず、中古市場で取引されています。特に、有名なメーカーや年代物の楽器は、コレクター垂涎の的。思わぬ高値が付く可能性を秘めているのです。

例えば、ギブソンのレスポールやフェンダーのストラトキャスターといったエレキギター、シルキーのトランペットなどは、中古市場でも非常に人気が高く、高額で取引されるケースも少なくありません。

楽器の価値は、メーカーや機種、年代、状態、希少性などによって大きく左右されます。丁寧に扱われてきた楽器は、その分高値が付きやすいでしょう。

遺品を売るのは買取業者と遺品整理業者のどちらがいい?

遺品整理の際に、売却できる遺品が出てきた場合、「買取業者」と「遺品整理業者」のどちらに依頼するか迷う方もいるのではないでしょうか。どちらも遺品を買い取ってくれますが、それぞれ得意分野やサービス内容が異なります。

遺品の種類や量、そしてご遺族の希望するサービス内容によって、最適な業者は変わってきます。

一般的に買取価格が高いのは買取専門業者

買取専門業者は、特定の品目に特化した専門知識を持つ査定士が在籍していることが多く、市場の相場を正確に把握しています。そのため、遺品整理業者に比べて、より高額で買い取ってもらえる可能性が高いです。

例えば、骨董品や美術品などは、専門の買取業者に依頼することで、真の価値を見極めてもらい、適正な価格で売却することができます。

また、ブランド品や貴金属なども、専門の買取業者であれば、最新の市場価格を把握しており、高価買取が期待できます。

ただし、押し買いと言われる無理やり貴金属などを買い取る訪問買取業者も中にはいるため、査定依頼の際は信頼できる業者にのみ連絡するようにしましょう。

遺品整理業者だと作業料金からの割引が可能

遺品整理業者は、遺品の整理から搬出、清掃まで、一括して対応してくれるのがメリットです。買取も行ってくれる遺品整理業者であれば、遺品整理の作業料金と合わせて、買取金額を割引してくれるケースもあります。

そのため、売却できる遺品が多く、遺品整理もまとめて依頼したい場合は、遺品整理業者に相談してみるのも良いでしょう。弊社マインドカンパニーでも、遺品の買取に対応しておりますので、ぜひご相談ください。

実際に見積もり依頼してみて決めるのがおすすめ

買取業者と遺品整理業者のどちらが良いかは、遺品の種類や量、依頼するサービス内容によって異なります。そのため、複数の業者に見積もりを依頼し、買取価格やサービス内容を比較検討するのがおすすめです。

見積もりは無料で行ってくれる業者がほとんどなので、気軽に相談してみましょう。その際、以下の点を確認しておくと良いでしょう。

  • 買取価格
  • 査定料
  • 出張料
  • 運搬料
  • キャンセル料
  • 対応可能な品目
  • サービス内容

まとめ

この記事では、遺品整理で出てくる高く売れる可能性のある遺品について解説しました。「これは売れるのだろうか?」と悩むものがあれば、この記事を参考に、買取業者や遺品整理業者に相談してみて下さい。

「自分の家にも高く売れる遺品があるかもしれない」「遺品整理についてもっと詳しく知りたい」という方は、ぜひ当社までご相談ください。遺品整理はもちろん、買取についても豊富な経験と専門知識を持つスタッフが、丁寧に対応させていただきます。

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この記事を書いた人

MINDのアバター MIND 代表

2008年より遺品整理・特殊清掃の業務に関わって今日までたくさんのノウハウを蓄積出来ました。2023年には清掃業界の先進国であるアメリカへ渡り、RSAで研修を受け【TCST】Trauma and Crime Scene Technician (特殊清掃)や【FSRT】Fire and Smoke Damage Restoration Technician (火災復旧)に関する『IICRC』認定の国際資格を取得しております。
記事を通じて私の想いが伝われば幸いです。

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